恋繋ぎ
ある人は言った
「この世界は神さまに守られているんだよ」
それは平和の約束
ひどく言うならそれは監視下の中にいることになる
それでもこの幸せが続くのなら
黙っている神さまになら全てをみられても構わない
この広い庭の中
自由を与えられ 傷一つつかないという温もり
望むのなら永遠の約束を
この手と手が離れないように
でもいつの日か思っていた
この掌の温もりさえあればどんな傷も癒えるのだと
どんな凍えた夜も過ごせるのだと
そう思えば監視下ということに恐怖を覚えた
犯罪するものもいない だけど自分で考えることを必要としない
繰り返す日常とはまさにこのこと
微笑む君の笑顔が毎日見ることができても 変わらない
何の変化もなく 同じカタチで 笑う
気付けば君の手を握りしめていた
ただ目指す監視下の庭と監視下じゃない庭の境界線
そこには咲き続ける花はなく 輝き続ける水もない
神さま不在のお庭は想像以上に手入れのいっていない場所だった
それでも君と過ごす変化のある日々は
今の自分にはちょうど良い
2007.09.23 アヤメ
アンケート 恋