未完成 


夢にいるようで ここは現実
こんなにも泣きたくて苦しくて何もできない自分が悔しくて
全てを拒んでしまいたいのに
話すといつの間にか笑顔でいる
笑え笑え、なんて自分に命令して作る笑顔は
見抜かれないほどの実力
なのに偽らなく楽しむことができる

悲しみなんてそんなものなんだね
きっとさよならしたら すぐに寂しくなる
それでもいつか色褪せて色褪せて
痛みだけをおいて記憶を消していく
残ったのは自分の傷よりも 違う悲しみだった


あの日のこと こんなはずじゃなかった なんて憤りを感じてるって
今更言うのはきっと愚か者に見える
それでいて感傷的になってしまう
大丈夫?って聞かれたら大丈夫って答えるよ
無理しないで、なんていわれたら立ち上がる
まだいけるよね?って言われたら馬鹿言わないでって叫びたくなる
君は君らしく なんて誰も言ってくれないから
せめて自分で自分に言い聞かす


この一生の終わりには
本当の愛の唄を上手に歌えるようになれば良いな





2007.09.20 アヤメ