まだ終わらない
花より先に落ちましょう
実より早く熟れましょう
いつだってそうやって諦める手前で生きていて
知ったかぶりで誤魔化していた日々
知らないといえば愛想の無い子ね、と突き放された
壱つ咲いて
弐つ落ちて
そうやって全てなくなっていく惜しい景色
一巡りすれば次は
壱つ落ちて
弐つ咲く
その儚さ美しさといったら表現できなくて
それでも例えるのなら
貴方の腕の中のような
夢の世界 雲の上 鈴の音色 白銀世界
それ以上に言葉がありましょうか
何処へ行くの?
と尋ねる風に
行けるところまで行くのよ
素っ気無く答えると
じゃあずっと一緒ね
なんて帰ってきた
そうね そうね
あたしが歩き続ける限り 風は感じることができる
この足じゃなくても
諦めなければ 進むことができる
いつか来ることを待つよりも
さよなら告ぐことに慣れるよりも
幾千の夜を越えて 君に会いに行こう
2007.08.30 アヤメ