残虐心情
何処にいるのかも分かりません
其れは自分のことであり 貴方のことでもあります
空が泣くことに飽きたら逢おうと約束を交わした
今では小指の熱も冷め切ってしまって
不思議と真っ白な感情 優しくも切ない
幾千万の星に願いを託すような気持ち
子供が かみさま 神様と語りかける姿
嘲笑してしまう 存在しないものの名を呼ぶのだから
昔は目に見えないものだって信じていた
今は目に見えても信じてはいないのだけれど
いくら呼んでも 泣き叫んでも 血を吐く思いをしても
夢みた存在は 手を差し伸べてはくれなかった
海の泡になってしまえば良かったのに
涙も悲しみも全てその青で溶かして
触れ合う温度を知らずに消えて逝けるのに
この地に生まれ堕ちてしまった
嘆くこと 突き放すこと 絶望を飲まされること
免疫力のつかぬ痛みは 深く深く
体の傷はあとが残っても塞がるのに
この見えぬ傷だけはいつもズキズキとする
ならば包丁でも持ち歩けば落ち着くだろうか
塞がる傷 塞がる前に全てを切り裂けば
この疼きはなくなるのだろうか?
教えて下さい
2007.08.20 アヤメ