脳内変換



−ほら、君を戒めるあの音が鳴っているよ

−早く消えればいいのに



誰かの瞳が皆の視線がこう言っているように感じる
見ないで、と唱えると私の耳が声を聞こうとする
言わないで、と耳を塞ぐと私は目を凝らす
この世界で魔法が使えるのなら
間違いなく私は私を消さず他を消すのでしょう
勿論有り得はしないのだけれど


この手はその首を この眼はその四肢を
この口をその耳を この足は心の臓を




奪う為にあればいいのに



ああまた声がする また誰かが嗤ってる


−黙れ


2007.06.09 アヤメ