眠らせて
窓から見える景色に永遠を見た
桜が舞う 日差しが心地よい 色鮮やか 真っ白な世界
四季全てに一瞬の美しさをみる
ふと別世界に入った気持ちにもなる
違う、違うんだね
振り返ろうとしなかった 見ようともしなかった
意識しなきゃ今まで何度も通り過ぎた場所だって
ちゃんと思い出せない
毎日を大切にしようって思っても
何かあるとすぐに忘れてしまうんだ
鮮明な青空に光をみた
蒼穹に酔いしれる
泣く日もきらきら輝く日も暗い日も
やっぱり空は存在していて
白と青を見るのが好き
ただただずっと青いときだって好き
こんなにも空をみると心が安らぐのに
落ち込んだときはどうしてもちゃんと見れないんだ
太陽が平等に照らしていることさえ分からないくらい
こんな自分を生かしてくれる世界があって
どれだけ死を願ってもやっぱり楽はなくて
恐怖だけを植えつける生と死
汚れた世界の美しいものが見つけられなくなったのなら
その手で誰か 静かに眠らせて
2007.05.23 アヤメ