相談事。されるのは好きだよ。
それって私を信用してるってことだよね?
うんうん、って聞くぐらいどれだけでもしてあげる。
大したこと言えないけど。
時間の許す限り一緒にいるよ。
一人でなんて悩まないでね、独りじゃないよ。
「で、今のお前なわけか」
「?」
「なんていうか、いつもと違う面だなーと思って」
「そんな顔してる?」
「で、お前の悩みはなんだ?」
「無いよ」
「じゃあなんでそんなに疲れた顔してんだよ?」
「えー…。分からない。気のせいじゃない?」
「お前が分からないなら俺が病名をつけてやろう!」
「病気じゃないよ。何言ってんのアンタ」
「まあ聞け。お前は相談の聞き過ぎ病だ」
「馬鹿じゃないの!?」
「事実だと思うが?」
「関係ないじゃん」
「あるある。お前は他人思いの良い奴だが思いつめ過ぎだ」
「……何万歩も譲ってその病を受け取ってあげる。で薬は?」
「もちろん、それを他の人に言うこと。愚痴ること!」
「なにそれ。他人に迷惑じゃん」
「世の中には愚痴を聞くのが好きな人だっているかもしれないだろ!」
「はいはい。じゃあそんな人を探して聞いてもらうことにするよ」
「探さずともいるじゃないか」
「は?」
「俺が聞いてやろうじゃないか!」
「……なんかアンタのそーいうとこが嫌。煩いし」
「お前…失礼だと思わないのか?」
「じゃあ、聞いてもらおうかな」
「人の話聞けっつーの」
さあ、幸せをはじめようか!